2011年7月16日(土)に名古屋伏見の電気文化会館にてCSS Nite in NAGOYA, Vol.6 覗いてみよう「アノヒトの仕事術」を開催しました。
大まかな内容
名古屋とその周辺に於いてWebで活躍する5人の方に、スピーカーとして登壇いただきました。そして、それぞれにご自身の仕事ぶりを紹介し、パネルディスカッション方式でそれぞれの仕事の仕方や考え方などを情報共有するイベントを開催しました。
スピーカー(順不同)
Vol.6のポストカード
坂野 なおこ(@nao_fujin)さん
- 長谷川 哲さん(株式会社山崎デザイン事務所)
- 平野 秀幸さん(株式会社アクアリング)
- 西岡 克真さん(デザイン工房ハラペコ)
- 伊藤 清徳さん(春芳堂)
- 藤田 春菜さん(株式会社グランフェアズ)
- 鷹野 雅弘さん(株式会社スイッチ)
イベントの構成
- 前半は「ワークスタイル編」として、5人のスピーカーのプレゼンタイムで展開しました。
- 後半は「ディスカバリー編」として、5人のスピーカー+鷹野さんで、参加者事前アンケートを基としたパネルディスカッションを展開しました。
- そして最後に「パッション編」として、会場の皆さんに伝えたい事を熱く語っていただきました。
プレゼンタイム:ワークスタイル編
発表の順番はルーレットで決めました!
まずはパネラーの皆さんに自己紹介〜普段の仕事の様子を発表していただきました。
1日の流れ1週間の仕事流れ・仕事の組み立て術・時短ノウハウ・仕事に役立つサービスやツールの活用術など、統一した項目でみなさんに発表していただきました。
プレゼン用のスライドにも5人それぞれのバラエティーに富んだものになっていました。
長谷川 哲 さん
- Webディレクター・デザイナーの観点から仕事術の紹介をしていただきました。
- ご自身のブログ:satocの絵日記についても紹介いただきました。
- プレゼンスライドデータ(PDF:約1.6MB)
平野 秀幸さん
- IA(インフォメーションアーキテクチャ)の観点から仕事術の紹介をしていただきました。
- 感情を表現するメモや仕事環境の紹介が印象的でした。
- プレゼンスライドデータ(SlideShare)
西岡 克真さん
- Flasher/個人事業主の観点から仕事術の紹介をしていただきました。
- アナログツールの重視と子育て奮闘記がとても好評でした。
- プレゼンスライドデータ(PDF:約1.9MB)
伊藤 清徳 さん
- ECデベロッパーでかつ、独立したての観点から仕事術の紹介をしていただきました。
- ECと言う切り口からのWebへのアプローチがとても新鮮でした。
- プレゼンフォローアップコンテンツ(スライドもあり)
藤田 春菜 さん
- フリーディレクターの観点から仕事術の紹介をしていただきました。
- Preziによるスライドの完成度がとてもすばらしかったです。
- プレゼンスライドデータ(Prezi)
パネルディスカッション:ディスカバリー編
5人のプレゼン内容や、参加者のみなさんに事前にご協力いただいたアンケートの回答結果をもとに、気になった仕事術を掘り下げていきました。
業務をスムーズに進めるコツの他、プライベートに迫った質問も飛び出しました!
パネルディスカッション:パッション編
イベントのまとめとなるこのセッションでは、2つの質問にお答えいただきました。
どの答えも、6人の仕事に対する強い想いが伝わってくるものばかりでした。
経験上、皆さんに是非やってほしいこと、これを知ってもらえるとみんながハッピーになれることは?
長谷川 哲さん
絵日記ブログを6年くらい続けています。最初は1つ描くのに随分時間がかかっていましたが、最近ではすぐ形に出来るようになってきました。
日々継続する中で頭に思い浮かべたものをアウトプットすることがスムーズになり、デザインなどの仕事にもいい結果が出せるようになったと思います。
平野 秀幸さん
制作側、発注側ともに「失敗」を味わってほしいと思っています。
大きなところで失敗しないためにも、細かいところでの失敗を積み重ねること、本当の解決策を見つけることをどんどん経験してください。
むしろ「失敗をどう見つけるのか」ということに情熱を傾け、それを解決出来た時に猛烈なハッピーが待っていると思います。
西岡 克真さん
パソコン以外のものに触れる時間を自分は大事にしています。(自分の場合は子供と一緒に砂場で遊んだり、ブランコを思いっきり漕いだり…)
実体験としての「面白い」という気持ちを大切にしてほしいと思います。
伊藤 清徳さん
「楽だからCMSを使う」という理由で導入した結果、クライアントも自分たち制作・運営側も不幸せになってしまうケースが多いように思います。
「達成したい目的は何か」ということをちゃんと最初に置いた提案をしてください。
藤田 春菜さん
1件のお客さんと長く付き合うという経験をぜひしてください。
お客さんごとの事情や特徴を知り、Webに反映していくためには運営などで長い付き合いが出来てこそだと思います。
そういった経験は自分に跳ね返ってきますし、次のお客さんでも活かすことができます。
鷹野 雅弘さん
今のお客さんと長く付き合うことも大事ですが、今のレベルの仕事からもう一歩上のレベルに行くとすると、付き合う人も変わってくるものなので、NOと言える勇気を持たないと次のステージにいけないんじゃないかなと思っています。
独立した頃に読んだ「利益というのはNOといえる切符だ」という言葉には、「あぁ、そうだな」と思いました。
現在取り組んでいること、この先「こうなりたい」と頑張っていることは?
長谷川 哲さん
単にデザインをするだけでなく、ユーザーの本質・行動を考えて仕事に取り組みたいと思います。
デザインが出来ることはもちろん、ユーザーの事もしっかりと理解した仕事ができればと思います。
平野 秀幸さん
この仕事を始めて15年になりますが、ずっと「自分たちがやってて面白いと思えることをやっていきたい」と言い続けてきました。
受託制作の中でも、自分たちが「面白い」と思えるように取り組んできたし、周りにもそういう姿を見せてきました。
他の業界だと30年後の自分の姿を思い描けるような存在がいるものですが、歴史の浅いWeb業界ではまだいません。
僕たちや、みなさんひとりひとりがこれからそういう存在になっていけるのです。
これから出てくる若い人達にそういう姿を見せていけること=自分たちが面白いと思える仕事をやっていくことなんだなということを改めて思います。
西岡 克真さん
スタッフを増やしたい、というところから、自分なりの会社像とは何かを考えています。
例えば、世の中が便利に進んでいくんだったら、逆に昔からのものを掘り起こして見るのも面白いかも。(写真を撮っても2週間後しか見られないカメラとか…)
できるだけ「ハラペコならでは」のものを提供できるようにしていきたいと思っています。
伊藤 清徳さん
クライアントが今やっていることを「10年後、15年後、20年後どう活かすか」という仕組みづくりを作っていかなければいけないと思っています。
それが自分のマネタイズにもなるので。
藤田 春菜さん
今まで培ってきたものを大事にしつつ、壊しつつ変わっていって、みんなに「一緒に仕事をしたい!」って思ってもらえるようなチームワークを作ることや、効率化する部分もあるけれどもう少し感情の部分を大切にしたやり方っていうのはどういうものなのか、っていうことを考えているところです。
こうなりたい、ってことで言えば、人気者になりたいですね。
鷹野 雅弘さん
日本の大部分の人にとっては、Webって無くても生きていけるものだと思われているんじゃないでしょうか。
もっと生活に必要なものとしてWebが残っていくためにはWeb自体がもっと良くなる必要があると思っていて、そのためにはWebを使う人の目的の話や、お客さんの結果の話が出来ないとおかしいと思います。もっとテクニック的な話ではなく、お客さんがどう幸せになっていくか、という話をしていかないと。
「じゃあなんで技術の話するんだよ」って言われそうだけれど、少しでも早くやっつけてその先の話が出来ればいいよね、って意味でやっています。
Webの仕事を、自分たちが誇れる仕事にしていきたいですね。
おまけ
MCを努めた鷹野さんと、西村美陽さんの名(迷?)コンビも誕生しました!
エンディングのプレゼントタイムでは、恒例のあいこじゃんけん意外にも、楽しい仕掛けを用意しました。
参加者のTwitterIDを書いた的めがけてダーツを投げてて次回ご招待券がゲット権
いすの下に当たり札を仕込んで長谷川さんの絵日記に登場できる権 など、
みんなが楽しめる試みも好評でした。
最後に
Vol.6は、今までのCSS Niteにはなかった試みを取り入れて開催しましたが、いかがでしたでしょうか?
みなさんに多くの「気付き」を持ち帰っていただけたのではないかと思います。
ぜひ、ご自身の仕事にも取り入れて活用してください!
CSS Nite in NAGOYA, Vol.6のスタッフ
■アシスタントMC:西村 美陽(@mihha)■DTPサポーター:佐藤 崇史(@S8000)
■ポストカードデザイン:坂野 なおこ(@nao_fujin)■当日スタッフ:野末 泰裕(@noz_web)・福田 千草(@twiggy_twiggy)・山本 雅子(@xxmasakoxx)■実行委員:豊田 有 (@Mighty_Works)・金光 亜希子(@akki701)・水野 桂輔(@akanerob)・野村 圭(@mypacecreator)・石井 悦志(@esstwi)

